【暗記とおさらば!仮定法の本質】

こんにちは!

はまちゃんです

 

みなさんは英文法を勉強していて

日本語では説明できない壁にぶつかったことはありますか?

 

僕の場合、最初の壁は中学生の時習った仮定法でした

 

「もし〜なら、・・・だろう」

みたいな訳を無理やり覚えさせられて

頭の中は

「???」

でいっぱいでした

 

きっと仮定法でつまずいた方は多いでしょう

そこで今回は仮定法の本質についてお話ししたいと思います!

 

 

ではみなさん

ここで簡単な英語健康診断です

仮定法と言われて真っ先に思い浮かぶ単語を1つ挙げてみてください

 

 

 

 

 

 

 

ここで「if」という単語を思い浮かべた方は・・・

 

 

病気です!!

 

一方「would」「might」「could」を思い浮かべた方は健康です

復習程度にこの記事を読んでみてください

 

さて、残念ながら病気と診断されてしまったあなた

ご安心ください

しっかりと納得いくまで解説いたします!

 

それではまず、なぜ「if」と答えてはいけないのか

この理由はたった1つ

 

「if」が用いられた仮定法はほとんど存在しないから

です

 

「でも中学や高校の教科書にはいつもif節があったけど」

と思うかもしれません

 

しかし、教科書でifが乱用されているのは、

生徒にいち早く仮定法の使い方を簡単に覚えてもらうためなんです

 

それが却って生徒たちの誤解を招いてしまっているのですが・・・

 

じゃあ仮定法の本質ってなんなのか

 

それは

事実ではないこと!

 

仮定法とは現実として実現しないことを表すときに用いる

文法なのです

 

このことと先ほどの健康診断は密接に関係しています

 

「would」「might」「could」はそれぞれ

「will」 「may」 「can」の過去形です

 

過去というのは言い換えれば

今ではない

ということ

 

今現実にはないことを言います

 

つまり過去形の助動詞を用いることによって

仮定の情報、事実ではないことを表すことができるんです!

 

例文で確認してみましょう

You would take him for a British man.

「あなたは彼をイギリス人だと思うだろう」

 

この文の本当の意味は

「彼はイギリス人ではないが、あなたは彼をイギリス人だと思うだろう」

事実ではないがイギリス人だと思ってしまうことを過去性によって

表しています

 

もしこの例文にif節をつけるとすれば

If you talked with him, you would take him for a British man.

「もし彼と話したら、あなたは彼をイギリス人だと思うだろう」

 

if節は条件節と呼ばれます。

条件も事実ではないことなので過去形を用いています。

だってあなたは彼と話したことがない前提じゃないと

文脈がめちゃくちゃですものね

 

それでは仮定法の本質をまとめたいと思います!

 

仮定法とは、

事実ではないことを過去形を用いて表す文法である

 

これさえ覚えていれば仮定法の応用バージョンにも

すべて理屈で理解することができます!

 

次回はさらに仮定法の応用バージョンについて

解説したいと思います

 

それでは!