【暗記不問!英語におけるhave to とmustの違いを理解する】

have to とmustってなにが違うの??

あなたもこの悩みを一度は抱いたのではないでしょうか

そもそも学校の先生からは同じ意味と習った人も

いるかもしれませんね

 

今回はその2つの大きな違いをお話しします

英作文などで使えること必至です

 

まずhave toには1つの省略語があります

省略前のかたちはhave something to です

somethingが省略されているんですね

 

これを直訳すると「〜するためのものを持っている」

という意味になります

to以下はsomethingを修飾する形容詞用法です

 

つまりto以下の行動に対して理由を持っている

という意味になります

 

明確な理由があるときに使うのです

だから否定文の時は「〜する必要がない」という意味になります

理由を持っていないのだから、やってもやらなくても

どっちでもいいですもんね

 

それではmustはどうなのか

mustの品詞は助動詞ですが

一般的に助動詞というのは心理的な意味合いが強いです

心理的というとわかりにくいですが

感情的とも言えます

 

具体的にいうと感情には明確な理由はありません

一瞬の感情で言葉を発することが多いと思います

 

つまりmustは「〜しなさい」という意味の中に

感情的な圧迫があるのです。

 

You must come back home by 5 PM.

「あなた5時までに帰ってきなさいよ」

 

母親がこれをいう時は「危ないから帰ってきなさい」

というよりは

「はやく帰ってきてほしい」という思いが強いのです

 

否定文でのmustが「してはいけない」になるのは

理由とかはさておきとにかく「するな」という感情が

先行していると考えられます

 

おさらいすると

have to は行動に対する明確な理由を持っている時

mustは理由よりも心理的、感情的なものが先行している時

に使うということです。

 

だからお医者さんが患者さんに指示する時は

必ずhave toを使っていますよ!

 

それでは!