【仮定法の応用を正しく理解する】
こんにちわ!!
はまちゃんです。
今回は前回に引き続き
仮定法についてお話ししたいと思います。
ただ、前回の記事を見ていただけていない方は
仮定法の基礎を説明していますので
ぜひそちらをお読みいただいてから
こちらの記事を読んでみてください!
それではみなさん
復習ですが、仮定法の本質はなんでしたか??
そう、事実ではないこと
でしたね。
応用だからと言って本質を忘れてはいけません!
英文法はなんとなく定められたものではなく
きちんとした理屈で構成されているのがほとんどです。
もちろん日本語と同じで慣用表現やスラングなどは
文法的に説明がつかない場合があります。
ただしそれはごく一部ですのでご安心ください!
では項目ごとに解説して生きたいと思います。
I wish I could speak English.
「英語が話せたらいいのになあ」
よく参考書には「wish構文」なんて書いてありますが
こんなもの本質を知っているみなさんでしたら
構文なんて大げさな、と思ってしまいますよね!
wish は〜を望むという他動詞ですね
I could以下はwishの目的語の役割をするthat節です
thatは省略されています。
(名詞節のthatはほとんど省略されています)
couldで過去性を出して
「私は本当は英語が話せないけど、話せたらなあ」
という事実ではないことから願望を話しています。
次にif節内でshouldを使った「万が一〜なら」
という慣用表現についてです。
まずは
shouldはイギリス英語のshallの過去形
であることをおさえてください。
shallというのは
神の意志によって起こる出来事
を表すときに使います。
イギリス英語ですので少し宗教観が入り
捉えにくいかもしれません・・・
つまり不可避的な事態、
人間の力ではどうにもならないこと
すなわち運命を表します。
よって、それに過去性を加え
事実ではないことを表すと
「実現しないと思うけどもししたら」
というニュアンスになります。
例文で確認しましょう。
If she should quit her role, I will play it instead.
「もし彼女が辞退しても、私が代わりを務めます」
彼女が辞退することは実現しないが
もし万が一起こったときは
運命なのでどうにもなりません
だから私が請け負います、
みたいな文章です。
こういったニュアンスを日本語に置き換えると
万が一というフレーズになります。
暗記した方が早い
と思いますよね
でもこのことを押さえると
shouldの他の用法にもすべて説明がつきます。
それは次回解説したいと思います!
それではもっとも意味が掴みにくい
主語に条件が込められた文法についてです。
例文を使って解説したいと思います!
A doctor would not say such a thing.
「医者ならそんなことは言わないだろう」
wouldによって仮定法が表されています。
この文の真の意味は
「医者じゃないからそんなことを言うんだ」
という意味合いになります。
他にも様々な慣用表現が仮定法にはありますが
本質さえ忘れていなければ
間違えることは絶対にありません!
とにかく英文法は
本質が大事
だということを理解してください!
それでは!!